絶対に達成する技術

絶対に達成する技術 (中経出版)
KADOKAWA / 中経出版 (2013-07-29)
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そういった達成できない自分が、人間として大変劣っていると感じるので、それを改善するために今回の本に飛びついた次第です。
いろいろなるほどなぁと思ったので、今回理解した内容を簡単にまとめて見直せるようにしておきます。
 

とりあえずこれをやれ

  1. 目標を決める前に問題と課題と成果について理解する
  2. 問題の洗い出しを行う
  3. 解決すべき問題を選択する
  4. 課題を設定する
  5. 成果を明確にする
  6. 問題と課題と成果から正しい目標(行動目標)を立てる
  7. 目標を達成するための行動計画を立てる
  8. すでに習慣になっている行動のついでに、新しい行動を行う
  9. 人に見られる状況を作り出し、自分を追い込む
  10. 1週間に15分位、行動を振り返る

 

以下それぞれの工程の補足。

 

 

1. 目標を決める前に問題と課題と成果について理解する

  • 問題:理想と現実のギャップ
  • 課題:問題解決のための手段
  • 成果:期限と数値目標
 
問題:スリムなナイスバディになってモテモテになりたいが、実際にはお腹ポッコリボディである
課題:運動を行い体を引き締める
成果:3ヶ月後に体重60kg以下になる
 
 

2. 問題の洗い出しを行う

なりたい理想の自分を思い浮かべ、現在の自分とのギャップ(=問題)を洗い出す
 
 

3. 解決すべき問題を選択する

洗いだした問題から、優先度の高いものを選ぶ。優先度で選べない場合は簡単なものを選ぶ。
 
 

4. 課題の設定 

問題発生している真の原因を考え、その原因を解決する行動が課題になる。
 
 

5. 成果を明確にする

いつまでにどんな数値目標を成し遂げるかを決める。達成期限と数値目標(数値でない場合は客観的に明確な目標)を設定するのが重要。
 
 

6. 問題と課題と成果から正しい目標(行動目標)を立てる

【「問題」を解決するため、「課題」を行い、「成果」を実現する】のが行動目標になる。
 
問題:スリムなナイスバディになってモテモテになりたいが、実際にはお腹ポッコリボディである
課題:運動を行い体を引き締める
成果:3ヶ月後に体重60kg以下になる
行動目標:お腹ポッコリボディを解決するため、運動を行い体を引き締め、3ヶ月後に体重60kg以下を実現する
 
 

7. 目標を達成するための行動計画を立てる

目標を実現するためにはどういった行動をするかを決める。
1度きりの行動ではなく、継続して行動し続けられる行動(行動習慣)を決める(行動計画を立てる)ことが目標達成には有効的である。
 
行動計画を立てる際の注意点
〜しない等のネガティブなものはNG。〜する等のポジティブな形に変換する。
難易度の高い(今の自分ではできない)行動はNG
「勉強する」ではなく「勉強する時間を作るために〜する」という形にする
行動したかどうかの判定が曖昧なものはNG。(心がける、検討する、努力する等)
周りから見て行動を行ったかが判断できる行動にする
誰がやっても同じことをする行動にする
 
毎日30分ランニングする。
 
 

8. すでに習慣になっている行動のついでに、新しい行動習慣を行う

新しく毎日○○するみたいな行動を習慣づけるのは難しい。
すでに習慣になっている行動を行ったついでに、新しい行動を行うことで習慣づきやすくできる。
3週間続けられたのであれば、新しい行動習慣を行えるようになったと判断する。
続けられなかった場合は、行動目標の難易度が高すぎたと判断し、難易度を下げた行動計画を再度立てる。
 
既存の行動習慣:毎朝通勤のために電車に乗る
新しい行動習慣:通勤の際に電車に乗る駅を一つずらし、一駅分の距離を歩いて運動する。
 
  

9. 人に見られる状況を作り出し、自分を追い込む

よっぽど自制心が強くない限り、人は自分に甘く、毎日勉強する等の新しい行動を行おうと決めながらもついついサボってしまう。
自制できないのであれば、自分の行動を他人に監視してもらえる状況を作り出すことで、
サボると他人にバレるといった状況を作り出し、行動せざる得ない状況を作り出すことが大事である。
 
 
 

10. 1週間に15分位、行動を振り返る

1週間に15分位でいいので、自分の行動を振り返る。おすすめは月曜。
 
できなかったことの反省ではなく、できたことについての内省(自分の行動や考えを深く振り返ること)が大事。
できなかったことばっか考えると気分が落ち込むのでやめる。
できたことについても「本当に出来たと言っていいのか?」と自問して、よりよいできる方法を考えて行動できるようにする。
 
振り返った内容は300文字くらいでまとめる。
文章にまとめることで、自分の行動を客観的に捉えられるようにする。
内容は以下の4つを意識してまとめる。
 
  • 詳細な事実:できた行動について、いつ、誰と、どんな状況で、どんなことがあったのかをまとめる
  • 原因の分析:その行動について「本当に出来たと言っていいのか?」と内省し、できた(もしくはできなかった)原因についてまとめる
  • 本音の感情:行動した事実について本音でどう思っているかを素直にまとめる。人に見せる文章じゃないので好きに書くことが大事。
  • 次なる行動:次回同じようなことがあったらどうするかについてまとめる。できた行動についてはより良くする行動について、できなかった行動については難易度下げた行動について考えてまとめる。